2010年04月18日
国際提携 (・・・まじです)
国際提携というと、かなり大げさなのですが 「まじ」です。
2月のある日、私はIMを受けました。
アニメーションカーテンに関するビジネスの話をしたいので会わないかというのです。
ショッピングモール展開はもう下火なので、どうしようかと思ったのですが、一応、この手の話は確認だけでもすることにしています。変わったラテン系の名前の人ですが、オランダ人なのでした。
彼女は、「Sea Breeze」を自分のカーテンに使いたいので買いたいとのことで、モール出店の話ではありませんでした。
ただ、あまり乗り気にはなりませんでしたね。フルパーミッション商材はスカルプトやテクスチャを売るもので、スクリプト製品をそれで売ってもカスタム化の面倒を見るのはかなり大変で、手間に見合うかどうかは怪しいのです。
彼女はまず自分の店を見てくれといい、私をそこへ連れていきました。
そこへテレポートした一瞬で私は思い出しました。去年アニメーションカーテン制作の直前にリサーチに行った店なのです。
写真の切り抜きを板に貼っただけの家具屋のカーテン展示をいくつか見た後で見つけたその店は、カーテン専業なのでした。そこのテクスチャの品揃えは自分の方向性を納得させるものだったのです。自分にはできないという点で。
「I remember here...I remember」と呟いていました。どう表現したらいいのか判らなくてですが、ある種の感動があったのは事実です。
彼女は私に、自分はカーテン制作者としてはかなりの自負を持っているが、こういったものは自分では作れないので、どうしても欲しいのだ、とういう意味のことを訴えていました。
しかし、私はそのときもう決めてしまっていたのでした。OEM製品化するのです。
アイデア自体は、LSL CONVENTION 2009のときから朧げに考えていました。主催者の方からテクスチャをどうするのか聞かれて、これは自分で好きなテクスチャを貼って使ってもらうのだ、と答えながら、それじゃ売れないなと暗黙の了解で終わったことがありました。企業プロジェクトを受ける外国の建築関連の人から褒めてもらったことはあるのですが、実際、テクスチャの面倒までみないと売れないのが実態でした。
私は、そこからフルパー販売でなく、カーテンを私が売ってパートナーの貴方がテクスチャを売るのだ、と説得を始めていました。動作するデモを作るのに懸命でしたが、彼女を納得させることはできました。
テクスチャそのものでなく、秘密のUUIDを書き込んだライセンススクリプトを販売させるのです。カーテンの改造は、ライセンスがドロップされないと動かないようにするアドオンが中心でした。
ライセンスを作るときに間違えないように、パーミッションのチェックをして箱詰め時に警告がでるようにしたり、テクスチャ販売を中心にできるように、ドロップするだけでリストを作成しノートカードをお客が書かないで済むテクスチャチェンジ機能を入れたりしました。それらの使い方を教えながら進めると、しぶしぶだった提携販売を納得してもらうことができました。
もう一つ問題がありました。server 1.38で llSet*Fast関数が導入されることです。
それへの対応はスクリプト的に興味もあり、なにより、スカルプトアニメーションが数倍の速さで動くとあればやらない訳がありません。
しかし、売り出した途端に改良製品を別売りにして、初期の顧客を裏切ってしまうのでは対応に問題を感じます。いままでやらなかった製品アップデートサーバの構築を考えなければなりませんでした。
結果がどうなるかは判らないのですが、制作と販売でかなり楽しい時間(実際は苦しかったかも)を得ることができました。
2月のある日、私はIMを受けました。
アニメーションカーテンに関するビジネスの話をしたいので会わないかというのです。
ショッピングモール展開はもう下火なので、どうしようかと思ったのですが、一応、この手の話は確認だけでもすることにしています。変わったラテン系の名前の人ですが、オランダ人なのでした。
彼女は、「Sea Breeze」を自分のカーテンに使いたいので買いたいとのことで、モール出店の話ではありませんでした。
ただ、あまり乗り気にはなりませんでしたね。フルパーミッション商材はスカルプトやテクスチャを売るもので、スクリプト製品をそれで売ってもカスタム化の面倒を見るのはかなり大変で、手間に見合うかどうかは怪しいのです。
彼女はまず自分の店を見てくれといい、私をそこへ連れていきました。
そこへテレポートした一瞬で私は思い出しました。去年アニメーションカーテン制作の直前にリサーチに行った店なのです。
写真の切り抜きを板に貼っただけの家具屋のカーテン展示をいくつか見た後で見つけたその店は、カーテン専業なのでした。そこのテクスチャの品揃えは自分の方向性を納得させるものだったのです。自分にはできないという点で。
「I remember here...I remember」と呟いていました。どう表現したらいいのか判らなくてですが、ある種の感動があったのは事実です。
彼女は私に、自分はカーテン制作者としてはかなりの自負を持っているが、こういったものは自分では作れないので、どうしても欲しいのだ、とういう意味のことを訴えていました。
しかし、私はそのときもう決めてしまっていたのでした。OEM製品化するのです。
アイデア自体は、LSL CONVENTION 2009のときから朧げに考えていました。主催者の方からテクスチャをどうするのか聞かれて、これは自分で好きなテクスチャを貼って使ってもらうのだ、と答えながら、それじゃ売れないなと暗黙の了解で終わったことがありました。企業プロジェクトを受ける外国の建築関連の人から褒めてもらったことはあるのですが、実際、テクスチャの面倒までみないと売れないのが実態でした。
私は、そこからフルパー販売でなく、カーテンを私が売ってパートナーの貴方がテクスチャを売るのだ、と説得を始めていました。動作するデモを作るのに懸命でしたが、彼女を納得させることはできました。
テクスチャそのものでなく、秘密のUUIDを書き込んだライセンススクリプトを販売させるのです。カーテンの改造は、ライセンスがドロップされないと動かないようにするアドオンが中心でした。
ライセンスを作るときに間違えないように、パーミッションのチェックをして箱詰め時に警告がでるようにしたり、テクスチャ販売を中心にできるように、ドロップするだけでリストを作成しノートカードをお客が書かないで済むテクスチャチェンジ機能を入れたりしました。それらの使い方を教えながら進めると、しぶしぶだった提携販売を納得してもらうことができました。
もう一つ問題がありました。server 1.38で llSet*Fast関数が導入されることです。
それへの対応はスクリプト的に興味もあり、なにより、スカルプトアニメーションが数倍の速さで動くとあればやらない訳がありません。
しかし、売り出した途端に改良製品を別売りにして、初期の顧客を裏切ってしまうのでは対応に問題を感じます。いままでやらなかった製品アップデートサーバの構築を考えなければなりませんでした。
結果がどうなるかは判らないのですが、制作と販売でかなり楽しい時間(実際は苦しかったかも)を得ることができました。
Posted by あたみ at 16:09│Comments(0)